こんにちは。マグロです。
引き続き本日も moto / 戸塚 俊介 さん執筆の「転職と副業のかけ算」という書籍についての概要と私の個人的考え方を述べていきます。
本記事は2章「地方ホームセンターやリクルートで学んだ”成果”に繋がる働き方」について執筆させていただきます。
1.「今いる会社」で成果を出すことが必要

転職で年収を上げ続ける為には、様々なテクニックがありますがその根底としてある考え方は
「今いる会社」で成果を出すことが必要と述べています。
特に20代のうちは、高い給料を追い求めるより「自分のスキル」を貯めた方が長い目では大きな価値になるようです。
具体的なスキルについては、本章では書かれていませんでした。
そこで私が考えたスキルを幾つか記載させていただきます。
(後述にスキルについて筆者のmoto / 戸塚 俊介 さんの考え方がありますので私の考えはあくまで参考ということで捉えてください)
1.考える力(論理的思考力=ロジカルシンキング)
営業でも事務でもどんな職種でも、問題を発見して解決する力が必要なのは変わりません。
考える力が仕事の基礎となることは間違いないので、この力を20代のうちに徹底的に鍛え上げることが30代以降に役立つことは間違いないでしょう。
2.組織及び自分自身をマネジメントする力
組織をマネジメントする力は若い20代のうちは鍛えにくいと思いますが、自分自身をきちんとマネジメントすることはできます。
仕事やプライベートでも目的もなくただだらだらと過ごす習慣がついてしまったら、その後の人生で大きな差がうまれるでしょう。
20代中盤くらいまでは、まず自分をマネジメントする力を徹底的に鍛え上げ、20代終わり頃から後輩を指導するような立場になったら組織をマネジメントすることも覚えていくと良いでしょう。
筆者のmoto / 戸塚 俊介 さんの考え方に「自分という会社を経営する目線を持て」というものがあります。
例えば私が、「株式会社 旅するマグロ」という会社を経営していて、売り上げは在籍している会社からの報酬とこのサイトから得るような副業収入。
そこに家賃や食事代、通信費、その他生活費という経費がかかり、手元に残った金額が利益になるという考え方です。
多くの人は、売り上げは自分が在籍する企業の給与のみだと思います。
しかし、このコロナ禍のご時世いつ会社が倒産するかは分かりません。
経営者として、本業の給与とは別に収入源を確保することも必要です。
そのための副業です。
「どうやったら株式会社旅するマグロの売り上げは伸びるのか」という視点を持ち1つの企業に依存した働き方から抜け出す視点を持つことはとても大切です。
少し話が逸れてしまいましたが、この2つの力が一般的なビジネスマンにとって、どの会社でも必要不可欠なスキルと言えるでしょう。
それ以外は、その働いている業界や周辺の知識を学べればいいと私は思っています。
しかし考える力とマネジメント力という2つのスキルは、知識のように明確には計れないため見えにくいです。
だからこそ、会社という組織に身を置く必要があり、そこで結果を出すことが強く求められるのです。
マネジメントについての本を10冊読みましたなどでスキルが身についたとは言えないのです。
本業をしながら副業もするかけ算のサイクルをまわすことが大切なのです。
2.機会をもらえる環境で背伸びをする

新卒のうちは何をしても同じ給料ということがほとんどだと思います。
だからといって給料が同じなら、無駄に働かないほうがいいという考えではダメです。
自分の経験値を優先して働くことを意識し続けて、誰よりも自分を成長させる機会をもらう努力を目指しましょう。
その為にも、「自分が目指す姿」や「やりたいこと」を周りの人に言い続けるとよいと筆者のmoto / 戸塚 俊介 さんは述べています。
ただ上から与えられたことをこなすのではなく、機会を創出する。
リクルートの社訓には「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」というものがあるそうです。
この言葉にはとても私はビビッと心にくるものがありました。
営業職を行う私にとって、この言葉は自分の指針になる言葉です。
リクルート社のような風土のある企業に転職せずとも、今働く企業の中で、自分を徹底的に20代の間は鍛え上げたいという思いは持ち続けたいです。
仕事に慣れてくると、どうしても既にできる仕事ばかりをしがちになってしまいます。
人間は現状で満足し、保身に走ります。
そうではなく、やったことのないことに挑戦する機会を自ら創出して、そこで成果を出す。
これが次のキャリアに進む為にも大切な姿勢だと言えるのです。
3.デキる人を徹底的に「マネる」

いち早く戦力になる場合は、仕事の早い上司のマネを徹底することです。
行動をマネするだけではなく、上司が見ている景色を知ることも重要です。
トップ営業職の方々は、「相手の視点に立って、徹底的に物事を考える」という姿勢を持っています。
常にお客さんのために行動しているのです。
自分本位ではなくお客様本意に立った考え方や姿勢からうまれる上司の言葉もマネしてみることから始めてみるのでもいいでしょう。
スキルばかりに目を向けるのではなく、あくまで根底にある考え方や姿勢、目線をデキル上司から学ぶということです。
4.看板のない自分にできることを考える

皆様が、今現在働く企業は顧客に対するブランド力は高いでしょうか。
大手企業は一般的にブランド力も高く、福利厚生や給与面の待遇の良さ、研修が手厚い等メリットが盛り沢山です。
また、大手企業の看板というものは顧客に対する安心感でもあります。
この会社なら大丈夫ということで、営業でもまともな提案をせずとも随意契約を受注するという事例があるようです。
私が働く会社は中小企業でありながら、一部の地域については、かなりのシェアを誇り会社としての看板力もあります。
しかし、私個人が担当しているエリアは会社に対して悪いイメージを持たれています。
時にはお客様に、会社名を変えたら受注出来るかもよと言われたことさえあります。
経験も知識も生半可な私では、最初は太刀打ちいかない地域ではあり心が折れることもありました。
どうすれば看板のない自分をそして会社を信頼してくれるか。
個人としてできることをとにかく考えるようになり、泥臭く地を這うような営業活動を行い少しずつ明るい兆しが見えて来ました。
会社によりかかるのではなく、自分が会社を成長させる力を持とうと思いました。
正直なところ知識や経験もまだまだ未熟ですが、この1年間でそういった腐らずに自己を改善していこうという考え方身につけることができたのは私としては十分でした。
企業に依存せずに、個人で生きていく力をつけていこうという視座をもって働くことをこの章では伝えたかったのだと私は解釈私致しました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺りで。