こんにちは😃
昨日から引き続き moto / 戸塚 俊介 さん執筆の「転職と副業のかけ算」という書籍についての概要と私の個人的考え方を述べていきます。
本記事は3章「4度の転職で年収を上げ続けた転職術④(職務経歴書作成編)」について執筆させていただきます。
転職を成功させるためには書類選考で提出します
「職務経歴書」
も重要です。
今回は、筆者の書き方を紹介するとともに、私自身が実際に書いた職務経歴書もあわせてご紹介します。
企業に刺さる戦略的職務経歴書の書き方

最初に、転職活動についての考えを整理しておきます。
転職活動や就職活動は自分と言う商品を企業に売り込む営業活動です。
これまでに積み上げてきた自分の経験やスキルを商品にして
「どんなことができるのか」
「どう役立つのか」
「値段はいくらなのか」
と言う自分の営業を展開していくのが基本です。
自分を雇うことのメリットを伝えた方が採用する側の納得度も高まります。
転職も営業も自分の凄いところを推すのではなく、相手が求めていることに対して自分ができることを伝えるのが基本です。
相手のニーズを把握し、それを満たした職務経歴書を作ることが企業に刺さる職務経歴書になります。
では、いよいよ企業に刺さる職務経歴書作成の手順をご紹介します。
1.相手のニーズを把握する

まずはじめに、企業の採用ニーズを把握します。
これらは、転職サイトや企業ホームページの求人要項にある仕事内容や求める人物像、必要な能力やスキルに記載されています。
加えて、社長や社員インタビューなどを読むとどんな仕事をしているのか、どんな課題があるのかなどが理解できます。
課題について調べる際、ネガティブな情報や企業を批判する記事が出てくることもあります。
そういった部分を流し読みせずに、
自分にできることは何か?
この批判の本質的な課題は何か?
と考えることで、企業に自分を売り込みやすくなることも可能です。
2.共通点と類似点を見つける

転職サイトの求人要項には、必要な能力やスキルが掲載されています。
一般的に、必須スキルと歓迎スキルがそれぞれ記載されていることが多いです。
必須スキルや経験に関して、持ち合わせていないと面接に通るのは無理なのかというとそうでもありません。
今の職場で働いていて、
求人要項に記載された経験やスキルがなかったとしても
現職と次の企業で活かせそうな類似点を見つけましょう。
現職と転職先の仕事の共通点や類似点を見つけ「うちの職場でも活躍してくれそうだ」と相手を納得させることで、内定に結びつけることができます。
3.社内評価ではなく「個人でできること」を書く

転職活動で企業が見ているのは「企業という看板のない自分」に対する評価、つまり市場価値の部分になります。
個人で出した成果を訴求し、どんな目標があって、その目標を達成するために何を考えて、自分がどんなことをしたのかを映像レベルでどんな相手にも分かるように書きましょう。
4.自分の「役割」を明確かつ「定量的」に伝える

自分の役割を明確に定量的に職務経歴書に盛り込むにうってつけなのが、
「STARS」の手法です。
「STARS」とは以下のアルファベットの頭文字をとった造語になります。
- situation :どんな環境で
- task :どんな任務を持ち
- action:自分は何を実行して
- result:結果どうだったのか
- self-appraisal:振り返ってみてどう思うか
これらの情報を分かりやすく盛り込むことが、書類上で入社後にどう動いてくれるのかを解像度を高めることができます。
職務経歴書に正解はないので、コピペではなくなるべく自分の言葉で書くことを意識しましょう。
5.面接での「ツッコミどころ」を用意しておく

面接官が具体的に聞いてみたくなるポイントを盛り込んでみると良いです。
しかし全てを職務経歴書に盛り込んでしまうと「面接で聞くまでもない」となってしまうので「ここについて、詳しく聞いてみたいな」というくらいの内容で書いてみましょう。
企業が会いたくなるそんなツッコミどころを用意してみましょう。
最後に私が実際に内定した企業で扱った自己PRを載せます。
正直ありきたりの文章でオリジナル感もないので参考になるとは思いませんが💦
前職ではスピード感あふれる職場の中、自発的に動くことの大切さを実感し、常に自ら課題を見つけ、解決していくという方法で仕事をしてきました。
社会人経験は1年弱と浅いですが、お客様のことを理解しようとする姿勢・行動力、厳しい環境の中でのチャレンジ精神には自信があります。今後は自分の強みを活かしながら、より幅広い分野で経験を積み、会社の成長とともに自分を成長させていきたいと思っております。宜しくお願い申し上げます。
やはり採用は職務経歴書だけではなく、次回に書きます
面接
も大変重要になってきます。
ありきたりなことしかしてこなくても、面接でしっかりと伝えることができたら内定はいただけます。
次回は面接についてお話させていただきます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます❗️