こんにちは。マグロです。
今回の記事では、
私が半年前に合格しました
【国内旅行業務取扱管理者】
についての概要と勉強法をお伝えしようと思います。
どんな資格でもおそらく
「簡単に資格を取りたい!」
「参考書は何を買ったら良いか分からない…」
「勉強時間最短で合格したい!」
と思っていることでしょう。
私自身そうでしたので、
出来るだけに費用もおさえて効率的に取得する方法をお話します。
1.国内旅行業務取扱管理者とは・・・
旅行業者等は営業所毎に取扱管理者試験に合格した者を、「旅行業務取扱管理者」として1人以上、従業員が10人以上の営業所では2人以上選任し、一定の管理、監督業務を義務付けています。
試験は1年に1回(例年9月1回目の日曜日に行うことが多い)、旅行業で3年の職務歴があると、一定の研修を受け、その試験を修了すると一部科目で免除で本試験を受験することができる。
受験応募期間は、
例年6月中旬から7月初旬が多いため、
ANTA(全日本旅行業協会)のサイトを見ながら、
期間中に応募することを忘れないようにする必要があります。
旅行業界を志望している学生もしくは旅行業界で働く社会人の方々は、
取得していると就活では勿論、
旅行会社に入社してからもかなり武器になります。
旅行業界に限らず、
内容も面白いので人生に活かせる魅力的な国家資格の1つです。
2.この資格を取得しようと思った理由・・・
理由は簡単です。上でも述べましたが、資格は武器になります。
特にこの資格は
旅行業界の中では、信頼を強めるためのファッション的要素が非常に高く一種のステータスでもあります。
上司や顧客の信頼感を得ることにも繋がりますので、
旅行等に関する業界を志望する学生さんや社会人の方々は是非挑戦してみて下さい。
また企業によっては、
資格を持つことによって資格手当などで毎月の給与に反映されることもあります。
転職時にも、この資格は評価されることが多いので 取得していて損はない資格です。
3.参考書籍
2020年版 ユーキャンの国内・総合旅行業務取扱管理者 速習レッスン
【増税に伴う変更にしっかり対応! 】 (ユーキャンの資格試験シリーズ) (日本語) 単行本(ソフトカバー)
2020年版 ユーキャンの国内旅行業務取扱管理者 過去問題集【増税に伴う変更にしっかり対応!】 (ユーキャンの資格試験シリーズ) (日本語) 単行本(ソフトカバー)
参考書と問題集の2冊これらで、十分試験に対応することは可能であるが、
国内旅行地理をより深く学ぶために、私は以下の参考書も手元に置きながら勉強しました。
旅地図 日本 (日本語) 大型本
4.私が実践した勉強
国内旅行業務取扱管理者の資格は、大きく3つの試験科目に分かれています。
そこを理解し、
どれだけ勉強時間を割りあてるのか決めることが重要です。
まずは、3つの試験科目を紹介します。
1.旅行業法
「旅行業を営むための条件」や「旅行者と取引をするときの約束事」を定めた旅行業法と呼ばれるものに関する試験です。
ここは例年同じ問題が出題され、問題文や間違えの箇所にある程度の規則性があります。
そのため、簡単に概要をおさえたら、ひたすら問題を解きまくることが合格ラインへの近道です。
満遍なく出題されるため、偏りがないように注意が必要。
全部で25問出題され1問4点配点(6割~6割5分以上で合格)
→ 15問~17問正解で合格
(8問~10問落とせる)
2.約款
旅行業者と旅行者が「旅行に関する契約」を締結するときの数々の約束事について出題されます。
正しく理解するためには、「自分自身が旅行業者で働いていたら・・・」という視点を持つことが良いです。
中でも、「企画旅行(募集型企画旅行がほとんど=パンフレットツアーなど)が出題の柱になります。
まずは、この分野を網羅し他の契約との違いを比較・整理すると良いです。
全部で25問出題され1問4点配点(6割~6割5分以上で合格)
→ 15問~17問正解で合格
(8問~10問落とせる)
3.国内旅行実務
JR運賃と料金について6問出題され全体の24%を占めます。
覚えることが多く受験者が一番苦手とする分野で勉強するときも遠回りになりがちですが、ここを理解しないと合格は正直厳しいです。
一つずつ丁寧に計算のルールを理解し出来るだけ多くの問題をこなす必要があるため、集中して勉強に取り組む必要があります。
隙間時間に勉強する分野ではなく、時間があるときにまとめて取り掛かることをお勧めします。
国内運送運賃・宿泊料金についての分野では、7問出題され全体の28%を占めます。
この分野は、覚えることが、先ほどのJRの分野と比べると覚えることがそれほど多くありません。
そのため、概要を捉えたらひたすら問題を反復し、満点を取るつもりでいったほうが良いです。
国内旅行実務の中では、素人が勉強すれば一番得点が取れる分野でもあるので狙い目です。
最後に24問出題され全体の48%を占める国内観光資源。
この分野は観光資源や地理的知識が初めからある程度備わっている人は、楽な分野ですが、
普通の素人からしたら少々厳しい分野でもあります。
試験では、自然・温泉・祭事・芸能・料理などについて日本全国から幅広く出題されるため、日頃から旅行パンフレットやガイドブック、テレビなどを通じて少しずつ知識を積み重ねていくことが必要です。
私の個人的な勉強過程をお伝えします。
2020年
6月 書籍を購入しこの1カ月は隙間時間に2回程テキストを通読(旅行業法・約款)
1回目は問題は解かない。
2回目から問題を解く。
テレビ番組では、旅番組を見る。
旅YouTubeもお勧め。
7月 継続して隙間時間に旅行業法と約款の問題を解く。
(ここで問題は2週目になる)
国内旅行実務(JR・各種旅行実務)テキストを休日にまとめて通読する。
読みながら、問題もガンガン解く(ここで解けなくて当たり前。解説を理解することに時間をかける)
継続して、旅番組や息抜きに旅YouTubeでも見る。
8月 余っている時間にひたすら問題演習。
(旅行業法・約款は問題集3~4回で十分ですので、苦手な分野だけ進めていきましょう。)
継続して、旅番組や息抜きに旅YouTubeでも見ながら、おさえておきたい観光地を幾つか絞って暗記
9月 体調を整えて試験に挑む
新しい知識を入れるときは、脳にかなりの負荷がかかります。
なのでなるべく楽しく!
特に旅行地理はただの暗記だと続きませんし覚えられないと個人的には感じます。
実際にガイドブックやパンフレット、旅番組、YouTubeを駆使しながら、
旅行地を少しずつ暗記していくことをお勧めします。
皆様の資格取得に少しでも良い情報が与えられたと思います。
それでは今日はこの辺で。