今まで深くは語りませんでしたが、私はサービス業界の中の”旅行“に携わる仕事を行っています。

旅行に関わる仕事は日本だけでも小さいところも含めれば大量に存在しています。
入社後

私自身はコロナ禍前に旅行に関わる仕事に就きたいと思い転職活動を行い、いざ入社のタイミングで緊急事態宣言突入という波乱の幕開けでした。
雇用調整助成金獲得のため入社してしばらくは殆どが休業の日々でした。
会社の方々は、今まで働いてきてこんな事は初めてのことだと誰もが口にしていました。
GO TO TRAVEL 開始

しばらくの休業期間があけると、2020年 go to トラベル事業が始まります。
するといきなりアクセル全開の怒涛の日々でした。
それまでしっかり働いていなかった分、働けることがありがたく心地よかったのを覚えています。
観光業界は平和産業と言われるのも納得です。
go toトラベル期間は毎日違うお客様と様々な場所に同行しながら、これが旅行会社の仕事なんだと忙しいながらもワクワクした気持ちでいっぱいでした。
それもそのはず、私が転職活動をするときの自分の考え方の軸として知らないものや、体験したことないことに携わりたいと強く思っていたからです。
端的に言えば私は新しいもの好きなのです。
人や文化、場所など新しいものに出会えるのは、私自身の人生の切り口が枝のように広がるような感覚になります。
旅行業界は、旅行という私にとっての非日常が日常になる贅沢な仕事だと思いました。
醍醐味とは
実際に本日まで働いてきてみてやりがいや楽しいことが沢山ありました。
給料は以前より安くなりましたが、転職したことにあまり後悔していません。
それはレールに乗ったルーティンワークではなく毎日が新鮮で自分で考えて動くことができるからだと個人的に思います。
不満

反面、モヤモヤとすることも沢山ありました。
実際仕事内容と給与面で割に合わないな〜とか、ここまでやる必要あるのかな〜など不満もありますし、この先の将来についてスキル面などで不安になることも多々あります。
しかし、仕事をしながら私も知らないものを知ることができ、体験していないことを体験できる。
これが私の思う旅行業界の醍醐味だと感じます。
でも、今の疫病状況はそんな醍醐味を脅かす存在です。
旅行業界は見事に打撃を受け、人件費の削減からの退職勧奨から部署異動、出向など…旅行ではない仕事をするなど苦肉の策で延命を図ろうとしています。
幸い私が配属された部署は大きな打撃を受けることなく旅行に関する仕事をコロナ禍でも継続して行うことができました。
不幸中の幸いです。
今の感染状況でどうなるかはわかりませんが、私はもう少しだけこの業界の旨味を味わってここで学べることは最大限吸収して次にステップアップしていくことを考えています。
給与面では他の業界と比較すると低水準であるのは真実ですので、その点が気になる方はおススメできない業界ではあります。
ただ若い間に沢山の人や環境、文化と関わる力や経験をつけたいと思う方は飛び込んでみてもいいのではないかなと個人的に思います。
一度きりの人生ですので、自分の納得のいく生き方をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。