何度か当ブログ内で私の職務歴をご紹介したことがあると思いますが、今回は私が実際に転職活動した経緯やプロセスを簡単に紹介したいと思います。
転職活動前
まず、私は高校卒業後に四年制の大学を現役で入学しそのまま4年間かけて卒業しました。
卒業後は教育業界での勤務になりました。
いざ大学を卒業後、社会人として勤務を続けるうちに私が長い目で人生を謳歌しようとするとき今私はこの仕事をしていて良いのかと考えるようになりました。

仕事は平日の朝から晩まであり、繁忙期には休日に出社するなんて日もありました。
その為、中々自分の時間が取れませんでした。
それも1つの要因でもあります。
転職活動開始
まずは転職エージェントに登録することから始めました。
大学の時に多く利用するマイナビ20◇◇年卒やリクナビ20**年卒といったサイトは、学生向けで一度社会に出た方々には情報収集として使用できるものと気づかされたのもこの時でした。
(上記サイトは学生向けですが、中には第2新卒や既卒を募集している企業もありますので全く活用できないわけではありません。)
転職エージェントは某大手の人材会社から中小のものまで数にすると5つほど登録しました。
必要事項等を記入して登録が済むと、転職エージェントからメールや電話、SNS等で連絡がきました。
私が転職活動をしたのはコロナ禍前であったので、実際に月に2回程度、キャリアアドバイザーの方と対面で相談する機会を作っていただきました。

いくつかの転職エージェントで相談をしましたが、対応は様々でした。
大手のエージェントは業務的な対応をする方が多く、表面的な部分でしか話をすることができませんでした。
中にはまだ何もスキルや実績がない社会人1年目の私なので、対応も乱雑になるエージェントも存在しました。
そんな中で、初めから内定後まで終始親身になってくれたの中小の転職エージェントでした。
漠然としていた私のキャリアプランを質問形式で深掘りしていただき、この先どんな働き方をしていくのが良いか一緒に考えていただきました。
はじめに教育業界から転職しようと思った際、何がなんでも旅行業界へ転職しようと考えていました。
しかしコロナ禍前の旅行業界はかなりの人気があり、採用ライン枠は学生か即戦力ぐらいで未経験の社会人が内定をもらうのは並大抵ではありませんでした。
新卒カードを捨ててしまっていることで、応募すらできない企業も存在しチャンスも多くありませんでした。
旅行業界への内定が中々出ないので転職エージェントからは、一旦別の業界で力をつけてからまた転職をするという助言をもらいました。
具体的に提案されたアドバイスは
【3年で別業界で普遍的な営業力をつけて、希望の旅行業界へ転職する】
といったものでした。
普遍的な営業力とはお客様の懐に入り込んで、心を動かすような個人も法人も必要とする交渉の力を身につけようというものです。

そのアドバイスをもとに自身の気持ちが固まりました。
転職エージェントから、紹介された企業をもとに何社か応募して面接を繰り返して私の中で面接の経験が培われました。
実際に面接会場の舞台に立つことで、私の中でなぜ転職をしたいのかを言葉で言い表せるようになりました。
参考までに以下、私が転職面接の際に利用したカンペを一部掲載します。
- スキルアップのための学びができる環境で働きたい。
- やりがいを感じられる仕事に取り組み、自分の努力を正当に評価されたい。
- 〇〇のような努力をしてきましたが、■■といった理由でどうしても実現できないとよく考えた結果転職を決意しました。
- 上を目指す意欲を持っているので、どのような職種にも対応できます。ノルマのきつい営業系の仕事にも十分に対応できる適性があると自負しています。
- 旅で得る新しい発見や知識を、人に伝え笑顔にさせていきたいです。そして、私も旅について極めて、人生をより豊かに楽しみたいため志望しました。※旅行業界で利用
自分の考えを自分の言葉で話すことができるようになり、人材や保険業界で内定が出始めました。
そして、諦めることなく自分で挑戦し続けていた旅行業界からもついに良い知らせが届きました。

一緒に考えてくれた転職エージェントの担当者に連絡をいれた際は、心から応援してるとありがたい言葉をもらいました。
転職エージェントにとって求職者が斡旋企業ではない企業へ入社してしまい、何の利益もない時間になってしまったと思いますがこういった温かい言葉をかけてくれるのは素敵です。
内定祝いに自販機前で奢ってもらった炭酸飲料は、今でも記憶に残っています。

この人に相談して良かったと心から思えました。
利益を生み出すことしか考えていない転職エージェントではなく、プライベートの話までできるような信頼できるエージェントに出会えた私はとても運が強かったです。
転職エージェントを選ぶ際は、大手だから任せようではなく、実際に担当者と話してみて自分の入社後のことも親身になって考えてくれるような人に任せてみると良いと私は思います。
ぜひ、皆様も転職を検討の際は、
働く上での【自己分析】を百戦錬磨のキャリアアドバイザーと一緒に行ってみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
